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 平成25年11月30日、開教90年祭をお迎えした日、この日三重県教会連合会長として参拝くださった関教会長、松澤光明先生が「大祭は、ふだんのお礼を神様に申し上げる祭典、記念祭は、神様が参拝されている皆さまにお礼を言うてくださる祭典です」と、ごあいさつくださいました。神様が私たちにお礼を言ってくださるとは、畏れ多いことだと思いつつ、このありがたい祭典をお仕えさせていただけたことを機に、10年後に迎える100年祭に向けて、どんな10年にしていけるか…という期待と不安が入り交じりつつ、内心とても楽しみな気持ちでもありました。

 10年後の平成35年(令和になりましたが)のカレンダーを見つつ、11月の最終日曜日…を心の中で決め、この日に100年祭を仕えさせていただけることを神様に日々願わせてもらいました。
 90年祭は、私たち夫婦が「親」にならせてもらった20年記念日=長男の二十歳の誕生日でした。家族揃ってステージでお礼のあいさつをさせていただいたことがついこの間のようです。
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 そして今日、11月26日は副教会長の誕生日です。教会を留守にすることが多い私に代わり、お広前を守り、ご用の日々を過ごす副教会長へ、神様からのお礼を存分にいただいてもらおうと、この日を記念祭と決めました。
 この10年は、教会を元気にしたい、地域の方ともっとつながりたいという二つの願いを立て、無理なくさせていただけることに取り組ませてもらいました。地域での落語会や宗教者連帯会への参加、新たに教会へ参拝くださるようになった方との出会いなど、きりがないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。

 100年からの名張教会の願いは、ますます地域社会に開かれ、お役に立てるはたらきができるよう努めてまいります。教祖様の「人が助かりさえすればそれでけっこうです」との願いの実現にむけ、おかげを蒙ってまいりたいと思います。


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